巻き爪の治療方法

巻き爪の治療方法

巻き爪の治療は、簡易なものから外科的手術を行うような大規模なものまで、その症状や状況により様々ですが、ここでは一般的な方法として、ワイヤーやプレートを使用し、巻いてしまった爪を矯正する方法を紹介します。

 

この巻き爪の治療・矯正方法は、プラスチック製のプレートや金属製のバネを使用するもの、形状記憶合金のワイヤーやプレートを使用するものなどがありますが、日本で実施されているこのタイプの巻き爪の治療・矯正方法は、形状記憶合金を使用する矯正方法が多く採用されているようです。

 

 

形状記憶合金のワイヤーやプレートを装着する巻き爪の治療・矯正方法を具体的に紹介します。

 

はじめに、ワイヤーの装着なんですが、これは、爪の先端の白くなった部分に行いますので、通常は爪切りで切ってしまう白い場所が少し必要になります。

 

まず、爪の白い部分に注射針によって穴を左右に開けます。通常、爪切りで切ってしまう範囲ですから、痛みはありません。ただし、炎症などを起こしている場合は痛いことももあり、麻酔を併用することもあるようです。

 

あとは、開けた穴に形状記憶のワイヤーを装着するだけ。
ワイヤーには固さの違いなど数種類用意されており、巻き爪の状態に合わせて適当なものが使用されます。

 

ここまで、治療の時間はわずか数分で終わる程度のものです。

 

 

早ければ装着した直後に痛みが治まり、多くの方は数日中には巻き爪の痛みなどの症状が軽くなることもあるそうですよ。
ワイヤーを装着した後も、運動の制限や入浴の制限などは通常の場合ありません。

 

プレートは、主に巻き爪と陥入爪を併発して症状がひどく、痛みもひどい場合やワイヤーの穴を開ける余裕がない場合などに使用されます。

 

爪に医療用の接着剤を使用してプレートを貼り付け、あとはドライヤーなどの熱を利用して1日に2・3回、巻き爪の部分に熱を加えてプレートを伸ばすようになります。

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